自我を形成し始めた子どもは、何ごとも「自分でやりたい」という気持ちを抱くようになります。 これが子どもの「自我意識の芽生え」です。 発達、成長には個人差がありますが、多くは1歳から2歳にかけて自我を知覚し、周囲の影響を受けながら自我を確立させ、やがて「自立」へとつながる成長を遂げていきます。
人の気持ちわかる 何歳から?
子どもは個人差こそありますが、だいたい4歳くらいからは人の気持ちを理解したり、自己コントロールができるようになります。 しかし発達障害の場合はそれが難しいこともあります。 したがって、おもに4~5歳くらいから発達障害の特性が目立つようになってくるといえるでしょう。
自分の思いを伝える 何歳?
【4歳〜5歳頃】コミュニケーション 言葉で自己主張をし、自分の思いを相手に伝えて問題解決ができるようになってきます。
思いやりは何歳から?
思いやりを育むことができるのは5歳頃。 思いやりは相手の気持ちを考え行動する優しさです。 これが思いやりというのか、と体験から学べると分かりやすいですね。 日頃の生活の中で子どもの優しさや人を思いやる気持ちを感じたときに、親が率先して子どもに「お母さん、◯◯ちゃんの優しい気持ちを感じてうれしい」と伝えてあげましょう。
協調性は何歳ぐらいから?
では、協調性はいつ頃身につくのでしょうか? 協調性は5・6歳頃にその芽生えがあります。 ですから、4歳頃までは協調性が育っていなくても当たり前と言えるでしょう。 その時期までは、ひとりで遊んでいてもあまり問題はないと考えていいでしょう。