薬疹の治療 疑わしい薬の中止が最も重要です。 軽症の場合は、原因薬剤の中止のみでも治癒する場合がありますが、中等症の場合は、抗アレルギー剤内服とステロイドの外用、または中等量のステロイドの内服を行います。 ショック症状を伴う蕁麻疹型薬疹では、早期にショックに対する治療を行います。
薬疹はどれくらいで出る?
基本的には治療目的での内服・外用剤は必要ありません。 痒みなどがあれば、適宜抗ヒスタミン剤・ステロイド外用剤などが用いられます。 軽症・中等症であれば、薬剤の排除とともに10~14日程度で収束することが多いです。 重症薬疹は入院、SJS/TENは基幹病院での集中的加療が必要になります。
薬疹が出たら何科にかかる?
病院で処方される薬だけでなく市販薬やサプリメントなどでも起こることがあります。 薬疹の中には、命に関わったり後遺症が残ったりするような重症なタイプがあります。 早期治療が重要ですので、疑わしい発疹が出現した場合には、早めに皮膚科へ受診するようにしてください。
薬疹 飲み始めてどれくらい?
通常、感作が成立するには薬を摂取し始めて1~2週間程度かかります、そのため原則として全く初めて内服する薬で、すぐに症状が出現することはありません。 もし、初めて飲んだ薬で薬疹が出た場合は、これまでにその薬に似た構造を持つ他の薬に感作されていたと考えられます。
薬疹 痒み いつ治る?
皮膚にボコボコとした小豆程度の大きさの発疹が多数でき、痒みが強いです。 1ケ月程度で治るものを急性痒疹、数ケ月以上続くものを慢性痒疹と呼びます。