特に、モルヒネ、オキシコドン、コデインは、腸蠕動運動の低下、腸管分泌抑制などにより便秘を生じさせます。 便秘には耐性が生じないため、オピオイド使用直後より下剤の投与を行い、継続して投与することが必要です。 18 сент. 2018 г.
オピオイド なぜ便秘?
オピオイドは、各種臓器からの消化酵素の分泌を抑制し、消化管の蠕動運動も抑制するため、食物消化が遅滞し、腸管での食物通過時間は延長する。 さらに食物が大腸で長時間とどまるなかで、水分吸収は一段と進むため便は固くなる結果、便秘が起こる。 また、肛門括約筋の緊張も高まるため、排便しにくい状況となる。
オキシコドン どれくらい?
通常、成人はオキシコドン塩酸塩(無水物)として1日10~60mgを2回に分割経口服用する。 なお、症状に応じて適宜増減する。 本剤の服用開始前のオピオイド系鎮痛薬による治療の有無を考慮して、1日服用量を決め、2分割して12時間ごとに服用すること。
麻薬 副作用 なぜ?
麻薬による副作用が起こる原因 モルヒネなどの麻薬の投与によって、ドーパミン遊離およびドーパミン受容体に対する刺激が起こり、その結果嘔吐中枢が刺激されます。 また消化管蠕動運動に対する抑制作用によって胃内容物の貯留が起こり、これによっても二次的に嘔吐中枢が刺激されます。
オピオイド 嘔吐 何割?
●オピオイドの投与初期にみられ、鎮痛作用が発現する必要量の約1/10で起こり、悪心は服用患者の約40%に、嘔吐は15~25%に発生する。 ●数日で耐性が生じて改善されることが多い。