脳の血管が何らかの原因で狭窄(狭くなる)、閉塞(つまる)になるとその先にある脳細胞に血液が充分に行き渡らなくなります。 脳細胞は血液に溶けている酸素と糖分で生きているのでこれが足りなくなると脳細胞は死んでしまいます。 これが脳梗塞です。
脳内出血 死亡 なぜ?
脳出血の死亡率は約10%で、生存者の約70%に神経学的後遺症が残ります。 原因で一番多いのが高血圧症で60%です。 高齢者ではアミロイドアンギオパチーが原因となる場合が多いです。 次に多いのが、脳血管の奇形であり、脳動静脈奇形、硬膜動静脈奇形、海綿状血管腫,もやもや病などがあげられます。
脳梗塞 麻痺 なぜ?
脳の血管から流れ出た血液が、脳内の神経細胞を圧迫することで障害が起き、頭痛や手足のまひ、言語障害、意識障害などの症状を引き起こす。
脳血栓 夜間 なぜ?
脳出血は血圧の上がりやすい冬に多い 血圧は夜間に下がりやすいことから、血管がつまる脳梗塞は夜間に起こって、朝、起床時に気付くことが多いのです。 一方、脳出血は血圧の上がりやすい日中に多い特徴があります。 さらに血圧は一般に寒い冬に高くなって、暖かい夏には下がることが多いため、脳出血は血圧の上がりやすい冬に多いのです。
脳梗塞になったらどうなるの?
脳梗塞では脳血管が狭まったり、塞がれたりすることで脳神経細胞に血液がいかなくなり、運動麻痺、感覚障害、高次脳機能障害、意識障害などのさまざまな症状が起こります。 脳に大きなダメージを与える脳梗塞は、治療後も後遺症として残ったり、数年のうちに再発したり……、さらには最悪の場合命を落とす可能性がある脳疾患です。