末期の水をとるタイミング お釈迦様が亡くなる間際に水を求めたことから、本来末期の水は死亡する直前に行うものでした。 しかし現在では、死亡後に自宅などで安置がなされた後に末期の水を行うケースが一般的となっています。
死に水 いつ?
臨終の間際や亡くなった後に立ち会った人たちが、故人の口に水を含ませてあげることがこの儀式の主な内容です。 「死に水」の他に、「末期の水」と呼ばれることがあります。 末期は、「人が人生の最後を迎えようとしているとき」を意味します。 葬儀場や自宅など、病院からご遺体が運ばれた先ですることがほとんどです。
枕経はいつ?
枕経を行う時間に決まりはありませんが、枕経は時間をおいて行うものではありませんので、臨終を迎える時もしくは臨終後ご遺体を布団に安置後、なるべく早く行う儀式となります。
死に水を取る なぜ?
人が臨終になったとき、またはこと切れたときに、茶碗に入れた水を、新しい筆やガーゼに浸して唇を拭ってやることで、末期の水とも言います。 死に水を取る順序は、肉親から近親者へと続きます。 死者への惜別の行為であり、昔は死者だけではなく、枕元に集まった近親者も、水を分かち合ったといいます。
納棺はいつ?
納棺を行うタイミングは葬儀の日程や状況、地域によって異なりますが、通夜が行われる当日の通夜の前に行われることが多くあります。 納棺の儀式にかかる時間は内容にもよりますが、30分~2時間程度が目安です。 通夜の開式時刻が18~19時頃がほとんどであるため、納棺の儀式は14~15時頃に執り行われることが多いです。