この咳いつまで続くの? “急性”の多くは風邪や急性の気管支炎による咳、あるいはこれらが 治った後の咳だけが残る症状です。 風邪の後に咳が1∼2週間続いたら、 胸部のレントゲン撮影を受けましょう。 レントゲン で異常がなく、咳以外に症状がなく、少しずつ でも自然によくなっていくなら、そのまま 様子をみてよいでしょう。
咳が出る いつまで?
せきの原因をある程度推定するために、3週間未満のせきを「急性咳嗽(がいそう)」、3週間以上8週間未満のせきを「遷延性(せんえんせい)咳嗽(がいそう)」、8週間以上続くせきを「慢性咳嗽(がいそう)」と分類しています。
クループの咳はいつまで?
咳の量や強さ、喘鳴の大きさ、陥没呼吸など呼吸困難の程度、機嫌、元気さ、顔色などに注意しながら症状が悪化するようなら、ためらわずに救急外来を受診してください。 通常4~7日間で軽快します。 クループ症候群は、喉頭(コウトウ)という声帯のある気管の入口部分周辺に炎症が生じ、喉頭周辺が腫れるためにおこります。
咳が止まらない 何の病気?
主な原因は、アトピー咳そう、咳喘息(せきぜんそく)、ACE阻害剤による咳そう、胃食道逆流症、喉頭アレルギー、間質性肺炎、心因性、気管支結核などがあります。
長引く咳 どれくらい?
2〜3週間以上咳が続く・特に咳が夜〜明け方に多い場合、カゼの後遺症ではなく、咳が長引く原因を明らかにする検査や、早く咳を鎮める対策(治療)を考えなくてはならない時期となります。 2〜3週間以上咳が長引く場合には、咳を専門に診療する呼吸器内科への受診が必要となります。