Q68薬物療法はいつまで続けるのでしょうか 一般的に,初回の抗がん剤(細胞障害性抗がん薬)による治療(化学療法)は3〜4週を1サイクルとして,明らかながんの進行がないかぎりは4〜6サイクル繰り返して投与を行います。 その後は一般的には治療を加えず,がんの進行がないか定期的に検査しながら,慎重に経過観察を行います。
抗がん剤治療 いつまで?
現実には、亡くなる直前まで抗がん剤治療が続けられてしまうケースが多いです。 薬の種類が増えている影響もありますが、がん患者さんの多くが、亡くなる1カ月くらいまで体が元気でいられるという背景があります。 科学的に効果が証明された標準治療は通常、体が元気なときに終わります。
抗がん剤治療 手術後 いつから?
標準的な術後の抗がん薬治療は3~6カ月かかり,その副作用からの回復期間を含めると放射線療法の開始は手術後おおよそ4~7カ月後になります。 放射線療法は,予定していた標準的な抗がん薬治療が終わり,副作用がある程度落ち着いた時点で始めても差し支えないと考えてよいでしょう。
抗がん剤治療点滴何時間?
抗がん剤点滴は2時間以上かかる場合が多く、患者さんがより快適・安全・安心に、治療が受けられる空間として開放的に、リラックスできるように心がけています。 専属の看護師が見回りますので安心して休んで下さい。 点滴中は軽い飲食や、ご家族の付き添いも可能です。
抗がん剤 休薬期間 なぜ?
一例を挙げると、抗がん剤の中には血液をつくっている骨髄に作用し、血液をつくりだす働きが低下し白血球や赤血球などが減ってしまう可能性のあるお薬もあります。 その場合、感染症や貧血などを起こしやすくなるおそれがありますので、お薬を休む期間(休薬期間)を設けて骨髄の働きを回復させながら治療を進めます。