皮膚の菲薄化 表皮の最も深いところにある基底層において、基底細胞がつくられ、分化を繰り返し徐々に表面に押し上げられ、やがて角層となり最後に垢として剥がれ落ちるサイクル(ターンオーバー)の期間は、加齢に伴い延長します。 基底細胞の増殖性が低下するため、表皮は薄くなっていきます。 25 янв. 2022 г.
高齢者 皮膚薄い なぜ?
バリア機能が低下することにより体内の水分が保持できず乾燥する。 加齢により新陳代謝が低下すると、皮膚の弾力性が低下したり、皮膚が薄くなったりします。 さらに表面が平坦化して光沢を帯びることもあります(写真2)。 このような脆弱※な皮膚は傷ができやすく(写真3・写真4)、できてしまうと治りにくいこともあります。
高齢者 皮膚感覚低下なぜ?
バリア機能が損なわれ、皮脂などの不可欠な脂分の分泌が減ることで、皮膚が乾燥してきます。 皮膚の中にある神経終末(神経の末端部)の数が減り、それにより皮膚の感覚が鈍くなります。 汗腺や血管の数も同様に少なくなり、暑さに対する皮膚の反応力が低下します。
なぜ高齢者の皮膚は乾燥しやすいのか?
高齢者の皮膚が乾燥しやすい大きな原因は、加齢によって汗や皮脂の分泌が減ることにあります。 肌表面から分泌される汗や皮脂は、紫外線などの外部刺激から肌を保護し水分の蒸発を抑えるといったバリア機能の役割もしています。 汗や水分の分泌が減るとそのバリア機能も低下してしまいます。
老人肌が乾燥するとどうなる?
加齢とともに肌の水分が保てなくなり、乾燥してカサつき、本来の防御機能も低下。 軽度では白く粉をふく状態ですが、症状が重くなるとひび割れのようになり、網の目のようにひびが見えることも。